• 
• 

特長

• ショットキータイプのCdTe半導体検出器を使用。
• 直接変換方式で高感度・高分解能を両立。
• フォトンカウンティング方式。
• ピクセルピッチ60μm、1ブロックあたりのピクセル数512×476ピクセル、有効面積は31×25㎜²。
• ペルチエ電子冷却装置を装備しセンサ部を-30℃まで冷却が可能。（乾燥空気もしくは窒素ガス供給が必要。冷却水循環装置が必要。）
• センサ部を-30℃まで冷却することにより、きわめてローノイズな性能を達成（設定可能最低エネルギーしきい値：1keV～）。
  ポラリゼーションの影響を排除。
• 1ピクセルあたり2つの独立したカウンターを持ち、これら2つのカウンターを交互に測定に使用することでフレーム間の不感時間がない読取りが可能。
• 各カウンターごとにエネルギーしきい値（keV）の設定が可能で、1回の露光でしきい値の異なる2色の画像が取得可能。
• 1ブロック（PIXI-2 RCT250k型）、2ブロック（PIXI-2 RCT500k型）タイプの製造が可能。

製品構成

＜標準付属品＞

• 2次元CdTe検出器本体および電源ユニット
• 専用ソフトウェア一式（サーバーソフト、インターフェースソフト）
• 取扱説明書
• メーカー出荷時検査成績書
• キャリングケース
• ケーブル類一式

＜オプション＞

• デスクトップ型パソコンおよびディスプレイ
• 冷却水循環装置
• 乾燥空気供給装置

仕様

型名		PIXI-2 RCT250k型 （1ブロックタイプ）	PIXI-2 RCT500k型 （2ブロックタイプ）
ASICタイプ ／ 特長		PIXI-2 ／ 高空間分解能・高計数率・可能な限り低いスレッショルド（低ノイズ）が求められる用途に適しています。
センサタイプ		750μm厚 CdTe Shottky
センサブロック数		1	2
センサ有効面積		31 × 25 mm2	62 × 25 mm2
ピクセル数		512 × 476 (243712ピクセル)	1024 × 476 (487424ピクセル)
カウンタ数		487424	974848
ピクセルサイズ		60μm 六角形配列
ピクセル密度		321 ピクセル/mm2（55μmピッチ・四角形配列と等価）
解像度		11 lp/㎜ @MTF 50％
不良ピクセル数（代表値）		1％未満
検出効率 （@10keV、25keV、50keV）		100％、100％、 98％
カウンタ ダイナミックレンジ		15ビット/カウンタ
読出し時間@50MHz clock		5ms/カウンタ
センサバイアス電圧		200～400V
リーク電流密度		5 nA/cm2 at 400V、-20℃
冷却		ペルチエ電子冷却 （推奨センサ冷却温度：-30℃） (乾燥空気もしくは窒素ガスの供給、および冷却水循環装置が必要です)
エネルギーしきい値		2つの独立したエネルギーしきい値を設定可能
データ読出し中の測定		可
フレームレート		150フレーム/秒	70フレーム/秒
上限計数率		2 × 105 カウント/ピクセル/秒
>エネルギーレンジ		1-100keV
設定可能最低エネルギーしきい値		1keV
等価ノイズチャージ（ENC）		50 electrons（rms）
リニアレンジ		1-30keV
サチュレーションレベル		80 keV for CdTe
検出器ユニット	通信	TCP/IP 1Gbイーサネット通信
	寸法	14.7 × 13.4 × 7.2cm	9.2 × 13.4 × 13.5cm
	重量	2kg	2.4kg
	消費電力	最大95W	最大120W
	入力電圧	12V	24V
電源ユニット	寸法	14.7 × 13.4 × 4.7cm
	重量	0.5kg
	入力電流	100～230V a.c. 50/60Hz、 最大1.5A
	出力電圧・電流	12V、最大16A	24V、最大8.3A

＜詳細はカタログをご覧ください。＞