EMF520型/EMF521型/EMF522型
電位計

EMF521

EMF521型シリーズ電位計(EMF520型・EMF521型・EMF522型)は当社が開発した国産の高精度電位計で最大6.5桁の測定範囲と7.5桁相当の高分解能を実現しました。
ドイツPTW社製をはじめとする各種電離箱を接続することによりX線・γ線・電子線・陽子線・重粒子線の線量率と積算線量を高精度に測定することができます。

これまで電離箱用として用いられてきた電位計は測定値を4桁で表示する製品が殆どでした。
しかしこれではHV(高圧印加電圧)を変化させた場合のイオン収集効率の違いなど、結果が0.1%程度のわずかな変化しか示さない場合、変化分を精度良く測定することが困難でした。

EMF521型シリーズ電位計には7桁のデジタル表示器が装備され、測定値は最小分解能からフルスケールまでの6.5桁の全範囲を最小分解能で表示することができるようになりました。
これによってこれまでより1~2桁高い分解能で測定できます。照射中に線量率が大きく変化する場合でも余裕を持って測定できるようになりました。

  • PDFによるカタログダウンロード
  • 本製品に関するお問合せ(お見積・納期・詳細説明)

特長

  • 電荷の測定にコンデンサを使用しない電流積算方式を採用。
    温度係数が極めて小さく、パルス放射線も正確に測定できます。
  • 単レンジで6.5桁のワイドな測定範囲を実現。
    分解能を1桁向上させた7.5桁モードも選択可能。
  • 用途に応じて以下の3機種からお選びいただけます。
    ・EMF521型:±0.001~±19,999.99pA 診断用から放射線治療まで対応する代表的モデル
    ・EMF520型:±0.0001~±1,999.999pA  低線量率の精度を高めた高感度モデル
    ・EMF522型:±0.01~±199,999.9pA    陽子線や重粒子線用の高線量率対応モデル
  • トリップ線量を設定でき、2種類のリレーで外部機器を制御できます。

概要

  • 各種イオンチェンバの電流と電荷を測定することにより、X線・γ線・電子線・陽子線・重粒子線などの線量率と積算線量を同時に表示できます。
  •  ●イオンチェンバの例    ※使用可能なイオンチェンバと積算線量測定範囲 →こちら
    31013型チェンバ 30013型チェンバ DC300型チェンバ 34069型チェンバ 23361型チェンバ
    31013型0.3cm3指頭形 30013型0.6cm3ファーマー DC300型3cm3指頭形 34069型6cm3平行平板形 23361型30cm3円筒形
  • デジタル表示器は7桁または6桁で、上・中・下の3段設けられています。
     上段(7桁):電流 pA および 線量率 mGy/min
     中段(7桁):電荷 nC および 積算線量 mGy
     下段(6桁):積算時間 sec および トリップ線量 mGy
    を表示し測定値は0.5秒間隔で更新されます。
  • EMF521・EMF520型用表示ソフト
    本器に付属の「標準計測法12」準拠の日本語PC用ソフトを用いるとPCから本器を操作し測定データを0.5秒間隔で表示・記録できます。
    PC画面では線量単位としてR、C/kg、Gy、Sy、Gy・cmを表示・記録できます。
  • 本器とPCとの接続方法は①USB変換器付RS232Cケーブルを用いた有線接続、②イーサネット変換器付RS232Cケーブルを用いた有線接続、③Bluetooth-RS232C変換器を用いた無線接続、の3つからお選びいただけます。
    ※①は本器の付属品、②と③はオプション
<詳しい仕様はカタログをご覧ください。→こちら
お問い合わせ TEL:0721-64-0111 FAX:0721-64-0112